日本では演芸として切り絵を即興で行う「紙切り」があります。寄席でお客さんの注文にしたがって即興で切り絵をする芸です。
事前に用意しているならまだしも、よく即興で切り絵ができるなと関心してしまいます。
しかし今回は、紙切りとは真逆、かなり時間を掛けて作られた切り絵を紹介します。
Pippa Dyrlagaさんという切り絵作家の作品です。
カモ(だとおもいますが)の切り絵です。
羽の一枚一枚まで切り抜いてあります。
こちらは塔のような建物
レンガの一個一個がきちんと切り抜かれています。背景の雲もしっかりと切り絵で表現されています。
植物も精細な仕上がり
ハチの体毛も一本一本が表現されており、いきいきしています
花の切り絵を手に持ったところ。とても繊細です。
デザインっぽい切り絵。文字も細かく表現されています。
切り絵作業は普通のデザインナイフを使っている模様
こちらは別投稿のギャラリーからですが、スターウォーズのファルコン号ですね。メカも超COOL!!
Pippa Dyrlagaさんは2010年ころから切り絵を始めたそうです。図のデザインもすべて自分でやっているそうで、作品を仕上げるには相当な時間が掛ることがあるとのこと。しかし切り絵が性にあっているので楽しいそうです。
彼女のホームページは以下です。切り絵作品をシルクスクリーンにした物を買うこともできるようです。
PIPPA DYRLAGA PAPER CUTTING ARTIST
http://www.pippadyrlaga.com/