鉱石って素敵
鉱石ってきれいですよね。見ているといくらでも時間が過ぎていきます。
今回の記事ではそういった鉱石の画像を集めてみました。どうぞご覧ください。
※あまり知識がないので名前を間違ったり、説明が間違ったりしているかもしれませんのでご容赦ください。
鉱石の画像たち
紅鉛鉱
紅鉛鉱(こうえんこう)crocoite(クロコアイト)と呼ばれる鉱石です。芋けんぴではありません。この鉱石はその昔、油絵の具の赤の材料になったそうです。発色がよく珍重されたとのことです。クロムを含んでいます。ちなみに白色のふわふわっぽいところは紅鉛鉱ではありません。
黄鉄鉱
黄鉄鉱、pyrite(パイライト)です。金に似た色調であることで金に見間違える人がいて「愚者の黄金」と揶揄されることで有名です。まじかよ…と思うぐらいに正方形ですね。人の手で細工されているのではと思っても無理はありません。でも実際このような形で産出されます。
ありふれた鉱石で工業価値も低いそうですが、見た目はカクっとしていてインテリアによさそうですね。
オパール
オパールです。でも画像のオパールは普通のオパールではなく内包物が入っています。まるで星雲を閉じ込めた宇宙のような見た目でとても神秘的ですね。実際相当な高値で取引されたそうです。確かに高くても欲しくなる魅力がありますね。
菱マンガン鉱
菱マンガン鉱、Rhodochrosite(ロードクロサイト)、また南米を中心に産出されるのでインカローズとも呼ばれる鉱石です。菱マンガン鉱はさまざまな形状で産出されるようですが、たまにこのような球形状をしていることがあります。食紅で彩られたピンク色もお餅を並べたようでなんともおいしそうな感じです。
The LEAST aggressive looking mineral I’ve ever seen – Rhodochrosite
トルマリン
トルマリンです。日本では電気石などと呼ばれることがあります。日本でもよく見かける装飾用の鉱石ですよね。画像のトルマリンはなんだかスイカのような色合いです。おいしそう。
錐輝石
Aegerine(エリジン)、日本ではエリジン輝石、錐輝石(きりきせき)と呼ばれる鉱物だそうです。鉄とナトリウムを含んでいます。黒檀のような固い感じがしますね。
閃亜鉛鉱
sphaleriteまたはzincblendeという名前の鉱石で、日本では閃亜鉛鉱(せんあえんこう)と呼ばれています。名前のとおり亜鉛を含んでおり、亜鉛を目的として産出されるとのことです。またガリウム、インジウム、カドミウム、ゲルマニウムを含みこれらを得るためにも用いられます。
アホー石を内包した水晶
Ajoite in quartz(アホーインクォーツ)、アホー石を内包した水晶とのことです。水晶は形成過程で他の鉱石などを内部に取り込むことがあります。アホーはアメリカアリゾナ州のAJO地区(アホー地区)にちなんだ名前だそうです。現在では南アフリカでの産出が主になっています。
同じくアホー石を内包した水晶ですが、たくさんの結晶で複雑な構造をしています。なんか神秘的ですね。
水亜鉛銅鉱
Aurichalcite(オーリチャルサイト)、日本では水亜鉛銅鉱と呼ばれます。なんかお菓子のアイシング(砂糖細工)を施したクッキーみたいな感じでおいしそうですね。
アメジスト
amethyst(アメシスト)、日本ではアメジスト、紫水晶などと呼ばれています。よく知られた宝飾用の鉱石なのでご存じの方も多いかと思います。ブラジルが一番の産出国だそうですが、日本でも宮城県や鳥取県でも産出するそうです。
こちらもアメジストの一種ですが、黄水晶とくっついた構造になっています。これはアメトリン(Ametrine)と呼ばれています。黄水晶とアメジストは似通った構造をしているそうで、くっつきやすいようですね。黄色と紫のグラデーションが美しいですね。
ビスマス
ビスマスの結晶です。非常に規則正しい結晶になっていますね。まるで人間が作った構造物のような…。残念ながらビスマスは自然にはこの状態の結晶になることはないそうで、インゴットを溶かすなどして再結晶させることでできるようです。人の手が加わったといえなくもビスマス本来の力ではあります。虹色に輝く様が所有欲をあおります。
おまけ
随分とカラフルな層になった鉱石ですね。名前はFordite(フォーダイト)です。ん?Ford?そうなんです。この鉱石は自然にできた鉱石ではなく車メーカーのFordの塗装質の汚れなのです。長年の積層で塗料が鉱石のようになってしまったのですね。でも自然に産出された鉱石だと言われたらわからないくらい鉱石っぽいですね。