アメリカ合衆国の中西部ネブラスカ州で発生した巨大なアーチ雲のタイムラプス動画の紹介です。
アーチ雲は寒冷前線の最前線にできる積乱雲や積雲の形状のことです。十種雲形では分類上副変種です。
この雲は寒冷前線に沿って出来るため、弧を描くような雲になります。
また前線の直上にできる雲なので、この雲がほぼ前線の位置を表している状態になります。
この雲ができるのは空気の激しい対流があるためで、大気が非常に不安定になっている証拠です。
雷・雹やあられ・突風や大雨をもたらす可能性があります。
映像のアーチ雲はかなり長大で、数百キロの規模ではないかと思われます。
アーチ雲が次第に迫ってくる様子がよくわかります。車などのスピードと比べても結構な速度で移動していますね。
アーチ雲の後方は真っ黒になっていますが、おそらく豪雨になっているものと思われます。
このようなアーチ雲を見たらできるだけその場を離れることをおすすめします。または家に帰るなど建物に入ったほうがいいでしょう。