脱線してしまった鉄道ってどうやって復旧させるのかと不思議だったのですが、軌道に乗せるための装置があるんですね。
脱線復旧装置
脱線リライバー(商品名かもしれません)と呼ばれる装置のようで、おそらく脱線した車両を引っ張りながらこの装置に車輪を滑らせて軌道に戻すようです。
車両が横転してしまったような脱線には使えないのでしょうが、単純に脱線したえだけならこの装置が活躍するようです。
もちろん脱線の状況によっては他の機器を使う場合もあり、脱線復旧専用の油圧ジャッキなどを使うようです。
こちらは動かなくなった車輪を補助するための台車です。
脱線復旧の様子
脱線復旧訓練の動画がいくつかありましたので紹介しておきます。
こちらはクレーンで吊って軌道に戻していますね。
こちらは先に紹介した油圧ジャッキや仮台車を使用しているのがわかります。
復旧作業を見ているとまず人命優先であることがわかりますね。脱線の多くは踏切での脱出不能車との衝突や土砂崩れの余波などが多いようです。またいたずらの置石もいまだに脱線の原因となっています。