ある動物病院でのひとコマ。
ご主人様につれられたイヌ君(ピットブルでしょうか?)が診察室に入ってきました。
ご主人様が合図をすると自分から診察台に飛び乗りました。普通だと嫌がってなかなか診察台には上がってくれないものですが…。
お医者さんが登場し、どうやら注射(採血だと思われます)をするようです。
するとイヌ君、注射されることをわかっているのか、左前足を上げて待っているではないですか!!
なんて健気な子なんでしょう。
でも採血は右前足で行うとわかるや、さっと前足を入れ替えます。血流を止めるためのバンドもすんなりさせてくれます。
お医者さんは注射の準備を進めますが、まったく動じずにむしろ余裕さえ感じるこの顔です。
アルコール脱脂綿で拭かれても何も暴れたり、手を引っ込めたりもしません。
いよいよ注射です。人間だって注射は大嫌いな人は多いのに、このイヌ君はプスッといった時も、採血途中も余裕です。
採血が終わってお医者さんが、「いい子だったね」と顔を近づけると、やさしく舐めるくらいに気遣いもできてしまいます。
どんなに温和で従順なイヌでも病院に行くのはとても嫌がる子が多いですし、これほど従順に処置を受けてくれる子も珍しいかと思います。
本当に「グットボーイ」ですね。