複数のイメージを持つ画像
絵画や写真のなかには、いくつかの要素を組み合わせて、べつなイメージを見せるジャンルがあります。ダブルイメージやオプチカルイメージなどよばれています。
トリックアートの一種なのですが、見ていると結構おもしろいので、今回そのダブルイメージの絵画や写真を集めてみました。
実際には一人
顔に見える工夫が数カ所にしてありますね。全体としても大きな顔に見えますが、大きな顔の目に当たる部分も、それぞれ顔に見えるようになっています。
また中央に裸の女性がいるように見えますが、これもトリックイメージですね。木や枝が構成していることがわかります。
結局この絵には楽器を演奏しているおじいさん一人だけが、実際の人物なのですね。
アルプス越え
ナポレオンの時代の兵士の絵でしょうか?でも全体的にみると一つの大きな顔が浮かび上がってきます。
雲がウェーブする髪の毛に見え、馬の手綱などが唇に、山肌がスカーフに、馬の首が鼻に、両兵士が目や頬骨にそれぞれ見えるようになっていますね。
写生大会
小屋を写生している男の子の絵ですが、これも全体を見渡すと一つの大きな顔になります。画中の絵で目を作るアイデアは面白いですね。
馬と鳥
こちらは鳥と馬が書かれた絵ですが、どうみても女性の顔にしかみえません。おそらく昔の女優さんなんだとおもいますが…。
ゴッホの中にゴッホゴッホ
ゴッホのタッチを利用して、ゴッホを真ん中に書いていると思いきや、全体がゴッホの顔のアップに見えるようになっています。
有名なゴッホの自画像を模した作品だと思いますが、うまくできていますね。
カイゼル髭
こちらはソファに座って本を読んでいる女性の絵。でも男性の顔にも見えます。いろんな小道具が協調しあってイメージをつくっているますね。
にわにはにわ…
木に止まっている小鳥が二羽、かと思いきや、一方は枯れ葉が小鳥に見えているだけでした。
断片的な情報でもちゃんと小鳥にみえるのが驚きですね。
横顔
巧妙に初老の男性の横顔が仕組まれた絵です。他の絵よりもあからさまではなく、顔を無理やり作ってやるぞという感じがあまりしませんが、しっかりと顔にみえるところがすごいですね。
犬が手に
非常にうまくダブルイメージが表現されています。細かく見るとそれぞれ男性や女性や犬ですが、全体を見渡すと、胸に手を当てた髭の立派な男性にしかみえません。
この画像じつはさらにいろんなダブルイメージが隠されていますので、発見してみてください。
エッフェル塔は女性だった
エッフェル塔の下で撮影された写真ですが…。薄目をあけた女性の顔にも見えますね。おそらく写真に少し修正をいれてこのようなダブルイメージを作っているのだと思いますが、写真を顔にみせるセンスはすごいです。
作為的なのかどうなのか?
こちらも写真です。女性が不安そうに池の中で立っている状況のようですが、橋や木を合わせてみると大きな顔が浮かんできませんか?
おそらく加工された画像だとは思うのですが、無理やり付け足されたりしている感じがないので、顔に見えるロケーションを探すのも大変だったのではないでしょうか?
もしくはすべて合成なのかもしれませんね。
しかしなんとも不気味な画像に見えるのは私だけでしょうか?
本当に偶然?
こちらは「完全に偶然」と紹介されていた画像です。海岸にできた洞穴に海鳥が飛んでいる風景ですが、たしかに顔にみえますね。
岩肌の模様が耳に見えたり、こんなにうまく偶然が重なるのでしょうか?
海に浸かる象さん
こちらは作為的なものではなく、ガチで自然の造形です。どうみても象さんですね。これはアイスランドのヘイマエイ島にある自然岩石です。よく見ると柱状節理になっており、非常に複雑な構造になっていることがわかります。
直に見てみたいですね。