手術

最凶最悪の激痛を伴うという4つの病気

  • 2016/08/09 16:32:03
目次
  • 1:大動脈解離
  • 2:クモ膜下出血
  • 3:尿路結石
  • 4:末期がん(特に癌の骨転移)
  • 5:まとめ

特に痛みが強いと言われる病気をまとめてみました。

いずれも生活習慣などで予防できうる病気が多いので、激痛を感じたくない人はできるだけ摂生することをおすすめします。

痛み度は個人的な推定で、人によっては感じ方が異なるかもしれません。

大動脈解離

Gray506 ja

痛み度 ★★★☆☆

大動脈は心臓から体のほぼ真ん中を通る太い血管です。

この血管は内膜、中膜、外膜の3層構造になっています。

大動脈解離とはなんらかの原因で、内膜や中膜が剥がれて血液が層内に入ってしまう病気です。

もちろん剥がれることによって血管が脆くなり、最終的には破裂し大出血する場合もあります。

大動脈には痛覚受容体が存在しており、層が剥がれることで痛覚につよい刺激が与えられます。

そのためかなりの激痛に襲われると言われています。

いってみれば皮膚を剥がされるようなものですから、考えただけで痛くなりそうです。

よく言われるのは「背中の激痛」ですが、解離の部位によって痛む部分が異なってくるそうで、痛みの場所も解離箇所の特定に重要な要素とのことです。

死亡率も高く、とても危険な病気です。

クモ膜下出血

クモ膜下出血

By Lipothymia (Anonymised CT scan from my own practice) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons

痛み度 ★★★★☆

クモ膜というのは、脳を覆っている3つの髄膜(保護膜のようなものの総称)の1つです。

髄膜は外側から硬膜、クモ膜、軟膜となっています。

脳自体には痛覚受容器(痛みを感じる機能)が無いため、脳の組織が痛みの原因になることはありません。

しかし、硬膜や一部の動脈、静脈には痛覚受容器が存在するため、痛みを感じることになります。

クモ膜下出血は「クモ膜下」ということなので、クモ膜と軟膜の間で起こる出血を指します。クモ膜と軟膜の間には隙間が存在しますが、硬膜とクモ膜はほぼ密着しています。

クモ膜下出血すると、血が溜まるため周囲に圧力が掛かります。

この圧力刺激をクモ膜周辺の痛覚受容器がある組織(硬膜や一部の動脈静脈など)を刺激して、痛みを発生させます。

大きな出血であればあるほど、圧力は強くなるため、痛みが強くなる傾向があります。

よく「ハンマーで殴られた感じ」という表現がされますが、出血が多ければこのような痛みを感じることになるでしょう。

出血が少ない場合には痛みをほとんど感じない場合もあるそうです。

いずれにしてもとても激痛を感じる命にも危険性の高い病気なので怖いですね。

尿路結石

Kidney stone fragments

痛み度 ★★★★★

私達は普段水分を摂って生きています。不必要になった水分は尿として排出します。

尿は腎臓でつくられますが、腎臓では血液を濾して、尿を作っています。腎機能が低下したり、食事が偏ったり、また水分摂取量がすくなかったりすると、血液を濾した際に、いくつかの成分が濃く残ってしまう場合があります。

これらの残ってしまった成分が何らかのきっかけで核を作り、結石となります。

この結石、画像を見てもらうとよく分かりますが、これでもかというぐらいにトゲトゲしています。

このトゲトゲが物理的に、尿道などに刺さるのでとんでもない激痛が走ります。

形状的にどれだけ痛いかが想像しやすいようにも思えますが、想像を遥かに超えてくると言われています。

病気で感じる痛みの中でも、とりわけ激痛だと言われます。

生活習慣の悪化などで罹患する可能性があり、メタボの人はこの病気になりやすいといわれています。

一度この痛みを味わうと、もう二度と味わいたくないので、ダイエットもすんなり成功するケースも多いと聞きます。

末期がん(特に癌の骨転移)

Cancer progression from NIH japanese

痛み度 ★★★★★ +1

末期癌はとても痛みを感じることで知られており、末期癌自体がかなりの痛み度だと思いますが、癌が骨転移するとさらなる激痛を伴うと言われています。

骨には骨膜という膜が存在していますが、この骨膜、かなり痛みを感じやい組織なのです。

また骨にも神経が通っていて、癌がこの神経を刺激したりもします。

骨転移すると、ちょっと体を動かしただけでも激痛が襲うため、動くことがままならなくなると言われます。

また癌によって骨がもろくなり、骨折も起こるので、その痛みの連続たるやほとんど拷問です。

癌は痛みを抑える為にモルヒネなどを使いますが、使い続けていくうちにあまり効かなくなってしまい、痛みを抑えることがむずかしくなるそうです。

対処しえない痛みを長く味合わないといけないという点では、他の病気のよりもかなりの苦痛と言わざるを得ません。

まとめ

できれば激痛など感じたくないという人がほとんどでしょう。冒頭にも述べたとおり多くは生活習慣の改善で防ぐことのできるうる病気だといわれています。

気がついた時には遅かったと公開しないように健康には気を使いたいものです。