銃

日本で銃所持を認められている公務員

  • 2016/08/09 14:38:04
目次
  • 1:合法的な拳銃所持の公務員
  • 2:警察官
  • 3:自衛官
  • 4:海上保安官
  • 5:入国警備官・入国審査官・税関職員
  • 6:刑務官
  • 7:麻薬取締官・麻薬取締員
  • 8:日本人警備員
  • 9:まとめ

合法的な拳銃所持の公務員

日本では一般人が銃を所有したり、携行したりすることは特別な場合を除いて認められていません。

でも職業によっては銃の携帯が認められている公務員もいますよね。

日本で合法的に銃の携帯を認められている公務員を調べてみましした。

警察官

警察官

日本では身近なところではおまわりさんが拳銃を携行しています。街で見かけるおまわりさんの腰には手錠、警棒、拳銃ホルスターが下がっているかと思います。

特に拳銃は奪われないように、伸び縮みする紐でしっかりと拳銃を腰(ホルスター)に留めています。

アメリカの警察の様に、いきなり銃を構えることはほとんどありません。まずは逮捕術や警棒で対応します。

逮捕術や警棒で対処が難しい場合には、拳銃使用に踏み切る場合があります。

その場合でもまず体に当てない、威嚇発砲を行う場合が多いです。

おまわりさんの拳銃はほとんどがリボルバーですが、組織犯罪対策に従事する警官や、特殊部隊的要素のつよいSATなどは自動拳銃を携行しているとのことです。

自衛官

自衛隊

自衛隊は防衛省管轄の国の防衛のために武力を有する組織ですね。自衛官は自衛隊に所属する公務員です。自衛隊はさまざまな武器を所有しています。

陸上自衛隊の普通科では89式という自動小銃を携行しています。いわゆるアサルトライフルです。

この小銃は日本産で、銃の大きさも一般的な日本人の体型に合わせて作られているそうです。

近年では光学照準器、レーザー照準、投擲弾などをオプションで装備できるようになっており、さまざまな用途で使える小銃になっているとのことです。

海上保安官

海上保安庁

国土交通省の外局である海上保安庁は日本の海の航行の安全の確保、緊急時の救助などで活動する組織です。

海上標識の整備や灯台の管理など、平和的な任務も多いのですが、不審船の臨検など危険な任務もあることから、海上保安官は銃の携帯を認められています。

準軍事的な組織のため、扱う火器は多岐にわたります。船上の至近距離、船同士の遠距離船倉内の狭い場所、など銃器使用にいろいろな場合が想定されることから、装備銃器も多様です。

自衛隊でも使用している89式自動小銃や、HKMP5、リボルバー拳銃、自動拳銃、狙撃ライフルなどを装備しているとされています。

入国警備官・入国審査官・税関職員

出国

入国警備官・入国審査官は法務省入国管理局に属する公務員です。主に入出国する日本人・外国人の審査や調査を行います。

また税関は財務省の地方支分部局で、税関職員はそこの所属する公務員です。

空港や港で、入国警備官・入国審査官・税関職員をよく見かけますが、どの人がどの役職がよくわからないことが多いようです。

日本人のイメージ的に国を出る時入る時に「ゼイカン」を通過することから、入国審査官を税関職員と勘違いしている人も多いようです。

テロリストの進入があった場合などにすぐ対処できるように入国警備官・入国審査官・税関職員ともに銃の携帯を認められています。

しかし現状では、警備に警察官が配備されていることから、通常業務では銃の携帯していないそうです。

刑務官

鉄格子

法務省の矯正局が管轄する刑務所で働く刑務官は銃の携行を認められています。

真面目に服役している刑務者も多い中、やはり騒動を起こす刑務者も一定数おり、治安維持の為の武装です。

しかし刑務官は普段、拳銃を下げていることはありません。また刑務官個人に拳銃が割り当てられている訳ではなく、緊急時に使用が認められるという意味合いのほうが大きいようです。

日本の刑務所場合、ほぼ100%相手は丸腰です。殆どの場合、騒動は縄手錠などの器具で制圧できてしまうそうです。

現場では銃を使用する機会はほぼないですが、刑務官の訓練では銃の訓練が行われます。

麻薬取締官・麻薬取締員

白い粉

一般的なイメージとして、麻薬の取り締まりは警察官が行っているのではないかと思っている人も多いかと思います。しかし、なんと厚生労働省に捜査機関が設置されています。

通称はマトリ。

麻薬取締官は厚生労働省の地方支分部局である地方厚生局に設置されている麻薬取締部に所属する職員、麻薬取締員は都道府県の職員です。

おとり捜査が認められており、ヤクザ風の格好、例えばパンチパーマやサングラス、チンピラ風のシャツなどで変装することもあるそうです。

おとり捜査は法律上、警察官は出来ないことになっているので、麻薬密売ルートの解明はマトリのおとり捜査が非常に重要になるそうです。

また麻薬取締官は全国に300人ほどと少ないですが、税関・入国・警察などとの連携により麻薬密売ルートの壊滅に効果をあげています。連携のための法整備も行われています。

麻薬には少なからず反社会的組織が絡んでおり、捜査には命の危険もあることから、麻薬取締官には司法警察官としての活動をする場合、銃の携帯が認められており、逮捕術の訓練も受けるとのことです。

日本人警備員

米軍基地で警備に従事する日本人は日米地位協定により銃の携帯が認められています。

もちろんこの場合の警備員は公務員ではありません。

しかし他の職種と違い、なんらの捜査権限等はなく、銃の携帯も基地内のみに制限されます。

基地内は日本領では無いので、イメージ的には銃携帯が認められる外国で銃を携帯する日本人というイメージでしょうか。

まとめ

日本ではこれらの国家公務員・地方公務員・職員が銃を持つことが認められています。

警察官や自衛官や海上保安官は銃を携帯しているイメージがありますが、厚生労働省の職員や都道府県の職員が銃を携帯することがあるのは少し意外な感じですよね。

いずれにしても銃の使用をしなくても済むといいのですが。