インフルエンザの予防方法の基礎知識

  • 2016/08/09 14:42:27
目次
  • 1:ウイルスの種類に関して
  • 1.1:予防接種(ワクチン接種)
  • 2:飛沫感染の予防の為のマスク着用
  • 2.1:手洗いの実施
  • 2.2:休養・栄養バランス
  • 2.3:人ごみを避ける
  • 3:感染してしまったら

毎年のように流行するインフルエンザ。死亡者も出るほどの症状になってしまうこともあり、もう一度インフルエンザについての知識を整理・認識して予防に役立てたいと思います。

インフルエンザの流行する期間は12月~3月で冬の間は特に注意が必要です。

ウイルスの種類に関して

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現在確認されているインフルエンザウイルスは大きく分けてA型、B型、C型です。

流行に関わっているのはこのうちA型、B型。

より詳しく言うと「A型/H1N1亜型」と「A型/H3N2亜型(いわゆる香港型)」、「B型」の3種類が(今のところ)流行するウイルスです。

A型には2009年以前にソ連型と呼ばれるウイルスがありましたが、2013年現在では感染例がかなり減っているとの事です。

インフルエンザは季節性と新型に分かれます。

季節性インフルエンザは従来のインフルエンザウイルスが少しだけ抗原体を変えて流行するもので、一度同じ型のウイルスに感染した人であれば免疫対抗できる可能性があります。

そのため季節性インフルエンザは爆発的な流行、いわゆるパンデミックになることはあまりありません。

もう一つの新型ですが、最近の例だと2009年にH1N12009と呼ばれる新型インフルエンザウイルスが登場しました。

季節性インフルエンザウイルスとはかなり抗原体が異なっており、多くの人が免疫をもっていなかった為、大流行しました。

インフルエンザウイルスに限らずウイルスは個々の寿命が短いので、ものすごい速さで世代交代が行われます。

そのため抗原体の変化も数日~数ヶ月で大きく変わりえます。

そのような理由で新型が生まれますが、いつどのような新型ウイルスが生まれるかは予測不能との事です。(現在、2009年当時に新型だったH1N12009ウイルスは形態が落ち着いた為、季節性インフルエンザウイルスとして扱われています)

インフルエンザの予防方法

予防接種(ワクチン接種)

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価格は各病院で異なりますがおおよそ3000円~6000円で受けることができます。

接種は治療ではないため保険適応外ですので全額自己負担となります。

提供されるワクチンは「A型/H1N1亜型」と「A型/H3N2亜型(いわゆる香港型)」、「B型」の3種類同時に予防できるワクチンです。

1回の接種で少なくとも季節性インフルエンザすべての型を予防できます。

仮に発病したとしても重症化を防ぐことができた例もあるなど、対策として有効です。

ワクチン接種には禁忌があるので必ず医師の問診に正しく応じてください。

新型ウイルスの場合、ウイルス確認からワクチン製造に時間が掛かかるので、接種が難しい場合があります。

実際に2009年の新型流行時ではワクチン製造が追いつかず、重症化しやすい老人、子供にワクチン接種を優先できるよう規制がされたこともあります。

ワクチン接種の有効期間は5ヶ月以内程度とされているので、1度の接種で予防になるのは1季節程度だと考えてください。そのため毎年ワクチン接種する必要があります。

飛沫感染の予防の為のマスク着用

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インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみなどの飛沫が原因です。

そのためマスク着用が感染予防として有効です。

マスク着用は外からの感染を防ぐとともに、すでに感染していた場合の感染拡大の予防にもなり、予防効果としてはそのほうが高いといわれています。

手洗いの実施

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手指についたインフルエンザウイルスを洗い流すのが目的です。

こまめに手洗いをすることで、手指からの感染経路を予防することができます。アルコール消毒も有効との事です。

休養・栄養バランス

体本来の免疫力が低下しているといくら予防しても感染の可能性があります。

しっかり休養をとり、食事のバランスを考え、生活習慣を整えることが予防につながります。

人ごみを避ける

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人の多くいる場所は感染の可能性が高くなります。出来るだけ人ごみは避けたほうが良いです。

どうしても必要な場合はマスク着用、およびアルコールウエットティッシュなどを持ち歩き、予防に努めるのがいいでしょう。

感染してしまったら

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インフルエンザは風邪に良く似た症状なので、素人目にはわかりません。

その為、熱が出るなどの全身症状が出たら出来るだけ早く病院で検査をしてもうことをお勧めします。

インフルエンザ治療薬のほとんどは感染初期に使用しないと効果が無い場合もあります。

早めの検査が重症化を防ぐことになります。

一般的にインフルエンザ発病後、3~7日程度でウイルスが体から排出されるとのことで、その間は感染拡大の恐れがあるので外出をやめたほうが良いです。

いずれにしても自分で判断せずに医師の診断を仰ぐほうが良いでしょう。

まとめ

歴史的にもインフルエンザは昔から人々を悩ませてきたようで、紀元前5世紀の書物などで、インフルエンザではないかと思われる症状の記録があるそうです。

16世紀ごろからは科学的な解明はまだとしても、インフルエンザと思われる疾病の記録も多くなり、感染経路の研究も進んだようです。

現在でも新型ウイルスの登場が予測できないことなど厄介なことに変わりはありませんが、しっかりと予防することで、インフルエンザに掛からないように努力しましょう。