まさに地獄「阿鼻叫喚」

  • 2016/08/07 15:36:00
目次
  • 1:叫ぶしかない地獄
  • 2:阿鼻地獄の世界
  • 3:辛い地獄の様から

「阿鼻叫喚(あびきょうかん」は「地獄のような状況で、救いを求めている様」を意味します。

語源は仏教の地獄についての思想から生まれた言葉です。
仏教では地獄は8種類あるとされ「八大地獄」と呼ばれています。(宗派や経文で諸説あり)
「阿鼻」も「叫喚」も地獄の名前のひとつなのです。

叫ぶしかない地獄

「叫喚地獄」は殺人・酒乱・淫蕩、盗みの罪人が落ちる地獄とされ、大釜で茹でられたり、火に囲まれた鉄密室での拷問をされます。

その苦しさから泣き叫ぶので「叫喚地獄」の名がついています。

する。そのほか逃げる罪人を追い掛け回して弓矢で射る拷問や、焼けた鉄の地面を歩かされる拷問、鉄の棒で滅多打ちにされる拷問などがあります。

阿鼻地獄の世界

「阿鼻地獄」は聖職者を殺害した罪人が落ちる地獄の最下層とされ、もっとも厳しい地獄です。

まっさかさまに落ちてもたどり着くまでに約2000年かかるとされています。

すごい深さですね。

この地獄の広さは四方が2万由旬(由旬は距離の単位で1由旬は7.2km、2万由旬は144000kmになる)という広大な地獄です。

この地獄はほかの地獄が楽に感じるほど辛い責め苦で、一時の猶予も無くあらゆる拷問をかぎりなく永遠にされ続けます。無間地獄とも言われます。

辛い地獄の様から

どちらの地獄もすさまじい苦しみで、転じて「地獄のような状況で、救いを求めている様」を意味する言葉になりました。

仏教の地獄は描写が本当に恐ろしいので、トラウマになりそうです。こんな話されたらまっとうに生きなきゃと思いますよね。