おすすめ!!10年前のパソコンでも動く軽量Linuxディストリビューション5選

  • 2016/08/09 14:41:34
目次
  • 1:TinyCore
  • 2:KNOPPIX
  • 3:Basix
  • 4:LinuxBean
  • 5:まとめ

最近、WindowsやMac以外にLinuxをOSの選択肢にする人が増えてきました。

確かに、一時期に比べLinuxを使うことの障壁は低くなっているかもしれません。

ユーザーに使いやすいように設計されたUbuntuなどのディストリビューションもLinuxの普及に貢献しているのだと思います。

今回はそんなLinuxのディストリビューションの中から、容量が小さく古いパソコンでもデスクトップ用途で動かせる軽量ディストリビューションを紹介したいと思います。

PuppyLinux

puppylinux

ぱぴーりなっくす

おすすめ度★★★★★
日本語環境★★★★☆
初期ソフト★★★★☆

軽量ディストリビューションの本命といえば、PuppyLinuxです。2003年にオーストラリアのBarry Kaulerが作りました。

なんと容量は100MB程度となっています。現代ならほとんどどんなメディアに保存できてしまえるほど小さいLinuxです。

ドライバの追加、日本語環境構築した日本語版PuppyLinuxが有志によって開発され発表されています。日本語版では容量が200MB程度になりますが、それでもかなり小さいLinuxであることに変わりはありません。

日本語版PuppyLinux
http://openlab.jp/puppylinux/

この容量で、ブラウザ、ターミナル、メールクライアント、ペイントソフト、ドローソフト、表計算ソフト、ゲームなどが搭載されており、十分に作業に耐える仕様となっています。

このPuppyLinuxはインストールの必要がなく立ち上げることは可能です。一度起動するとPuppyLinuxはメインメモリに読み込まれるので、高速で軽快な動作が気持ちいいです。

GUIはJWMという軽量ウインドウマネージャが採用されています。windowsXP ライクなGUIなので、初見でも簡単に使えるかと思います。

CPUでいうとPentium 166MMX以降(!!)、RAM容量128MB(!!!)で、CDROMドライブが20倍速以上のパソコンであれば動くとのことです。
相当古いパソコンでも立ち上げることができるようです。

LiveCDやUSBメモリから立ち上げられるので、リカバリや緊急用のOSとして使う人もいます。

どんなにPuppyLinuxの設定を弄くってしまっても、CDに書き込んでいる場合は、再起動で全部元に戻るのが場合においてはとても便利です。

もちろん設定を保存したり、作業内容を保存したりすることもできますし、インストールして使うことも可能です。

さらにUbuntuのパッケージが使えるバージョンがあり、必要によっては膨大なパッケージの中からソフトを追加することもできます。

日本語版PuppyLinuxであればほとんどネットワークの設定のみで使いはじめることができるかと思いますので、初心者にはイチオシのディストリビューションです。

TinyCore

tinycore

たいにーこあ

おすすめ度★☆☆☆☆
日本語環境☆☆☆☆☆
初期ソフト★☆☆☆☆

Welcome to The Core Project – Tiny Core Linux
http://tinycorelinux.net/

究極に近い超軽量ディストリビューション。なんとGUIを備えている状態で15MB!!もしGUI無しなら9MBになるそうです。

このディストリビューションは正直なところ実用的ではありません。

GUI版TinyCoreにはソフトと呼べるものはほとんど搭載されておらず、ブラウザすらありません。唯一有線によるネット接続がサポートされています。

容量を削るため、シェルやコマンドもbusyboxという縮小版に置き換えられています。もちろん日本語環境は初期状態ではありません。

このTinyCoreは古くなったパソコンの立ち上げや、緊急時のリカバリなどの用途に用いられることが多いかと思います。

かなり古いパソコンでも立ち上げることできます。

CUIからコマンドを使える人にとっては非常に使える超軽量環境かと思います。

容量のおかげで極めて動作が軽快であり、余計なものが入っていない為、自分の環境を1から構築したいという人にも使われています。

初心者にはオススメできませんが、ものすごく小さいディストリビューションとして覚えておいても良いかもしれません。

KNOPPIX

knoppix-cd-button

のぴっくす or くのーぴくす

おすすめ度★★★★☆
日本語環境★★★☆☆
初期ソフト★★★★★

KNOPPIX
http://www.knoppix.org/

ドイツのKlaus KnopperがDebianを元に作ったディストリビューションです。

CDやUSBメモリから立ち上げできるようにするため、もともと容量はCDに収まる程度でしたが、収録ソフトが多くなっていき今ではDVDに入れる必要があります。

ブラウザ、ターミナル、メールクライアント、ペイントソフト、ドローソフト、表計算ソフトなど作業に必要なソフトはもちろん、ゲームなど娯楽ソフトも大量に収録されています。

基本的にブータブルOSで、インストールが必要がありません。

設定保存、作業内容保存も可能、仮想技術を用いて、パッケージ追加などあたかもCDに書き込んでいるようなこともできます。

GUI環境は軽量なLXDEが使われており、Windowsライクな画面で初めて使う人でもとっつきやすいかと思います。

かつて産業技術総合研究所から日本語版KNOPPIXが配布されていましたが、プロジェクト終了の為現在は配布が終了しています。

しかしながら、現在のKNOPPIXには日本語のロケールがあるため、若干の設定で日本語版として仕様することが可能です。

このディストリビューションは本格的にデスクトップ用途として使えるかと思います。

Basix

1de9317fe75e0f65477a6938ac384559

べーしっくす

おすすめ度★★★☆☆
日本語環境★★★★☆
初期ソフト★★☆☆☆

ライブCDの部屋
http://simosnet.com/livecdroom/

Ubuntuベースの軽量ディストリビューションです。

このディストリビューションの特徴は、初期状態ではほとんどなんのソフトも入っていない点です。

これは使う人が自由に環境を構築するための土台であることを志向して作られているためです。

配布されているisoイメージからインストールします。isoイメージは600MBくらいです。

インストールにはインストーラーが動きますので、インストール時の設定には困ることはないと思います。もちろん日本語環境を選択可能です。

初期に入っているソフトは簡易エディタ、ターミナルエミュレータ、イメージビューア、アーカイバ、ファイルマネージャ、ブラウザ(FireFox)、パッケージインストーラー、各種設定用ソフトです。

Ubuntuの膨大なパッケージを利用できるので、自分で好きなように環境を構築できますよ。

余計なものを入れたくない人にはうってつけのディストリビューションかと思います。

GUIはLXDEが採用されており、windowsライクな操作感です。

LinuxBean

linuxbean

りなっくすびーん

おすすめ度★★★★★
日本語環境★★★★★
初期ソフト★★★★★

linuxBean
https://osdn.jp/projects/linuxbean/

Ubuntuベースの軽量ディストリビューションです。日本人の方が開発しています。

初心者でも簡単に使えるように、また古いパソコンでも軽快に動くことを志向して作られています。

また日本製なので、初期状態から日本語で使うことができます。

メモリが256MB程度のパソコンでも起動することができるので、結構古いパソコンでも復活させることができるでしょう。

初心者に使いやすいように、多くのソフトが最初から収録されています。

初期から使えるソフトはブラウザ、ターミナル、メールクライアント、ペイントソフト、ドローソフト、表計算ソフトなど作業に必要になるであろうものや、windowsアプリケーションを動かすためのwine、プログラミングツール、ウイルススキャンソフト、設定用ソフトなど多岐に渡ります。

おそらくとりあえずの使用で困ることはないかと思います。

沢山のソフトが入っていますが、CDに一枚に収めることができます。インストールはisoイメージから行います。インストーラが親切ですので迷うことなくインストールできるかと思います。

またLiveCDの状態ではインストールするのに適合しているパソコンかを調べる機能もあります。

このディストリビューションは、本格的にデスクトップ用途に耐えるものだと思います。初心者にオススメです。

まとめ

今回紹介したすべてのディストリビューションはインストールが必要ないか、LiveCDからの立ち上げが可能なので、いくらでも試すことが可能です。

とりあえずディストリビューションをダウンロードしてみて、いろいろ弄くってみるのも面白いと思いますよ。

筆者はPuppyLinux推しですが、ほかのディストリビューションも十分に魅力的だと思います。