【よく知らないかも】降水確率はどんな確率なの?

  • 2016/08/09 14:41:52
目次
  • 1:降水確率の意味
  • 2:予報区とは
  • 3:降水確率の予報発表
  • 4:降水確率と降水量の関係は
  • 5:予報の根拠
  • 6:おまけ

天気予報で降水確率が予報されますよね。普段なにげなく聞いている降水確率ですが、どんな風に定義されているのか知らない方も多いのではないでしょうか?

降水確率の意味

降水確率は「一定時間に予報区内で、1mm以上の降水がある確率」を指します。

予報区とは

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「気象庁予報警報規程」によって、全国の142区域が定められています。

まず大本は「本邦全体」という区分でこれは気象庁本庁が管轄しています。

そこから「地方予報区」として区域が定められています。この区域には複数の都府県が入ります。

さらに「府県予報区」という区域が定められます。殆どの場合は都府県の単位がこの区域に相当します。

府県予報区は一次細分区域として更に細分化されます。おおよそ県を2〜3分割程度にした区域が定められています。

例えば関東では茨城県北部、茨城県南部、東京地方、埼玉県秩父地方、千葉県北東部などという区域があります。お住まいの地域がどの区域に当たるかは以下のページよって確認できます。

気象予報区区分表
http://www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/tenki/tenki.htm

さらに市区町村レベルの区域が二次細分区域とされています。

普通、天気予報では一次細分区域にて降水確率が発表されることがほとんどです。民間天気予報会社などでは市区町村レベルや、もっと細分化した予報を独自に提供している場合もあります。

降水確率の予報発表

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予報は5時、11時、17時に発表されます。

予報の時間区分は0時〜6時、6時〜12時、12時〜18時、18時〜24時の6時間刻みの4区分となっています。

つまり降水確率は決められた6時間内に予報区分で雨が降る確率となります。

6時間内に一度でも1mm以上の雨が降れば降水があったことになります。6時間ずっと雨が降るであろうことを降水確率100%と表す訳ではありません。

短時間でも雨が降る確率が高ければ、降水確率は高くなります。

降水確率と降水量の関係は

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降水確率は降るか降らないかの確率で、0%〜10%刻みで100%までで発表されます。0%は確実に降らないであろうことを、100%は確実に降るであろうことを表します。

降水確率は降水量に関してはほとんど関係ありません。

例えば降水確率が90%などと高く発表されても、降水量が多いことにはなりません。

あくまでも1mm以上の雨が降るか降らないかなので、弱い雨でも強い雨でも降水確率は変化しません。

降水量の予測は「雨量予報」によって発表されるのでそちらを見るのがよいでしょう。

予報の根拠

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予報の根拠は経験則です。過去に同じような天気の状況になったときの情報を元に統計的手法で算出します。

その為データの数が予報には重要になります。多く蓄積されたデータから算出できる場合は予報も正確性が高まる可能性が高いです。

過去にどんなだったかが降水確率の予報の根拠になっているのです。

よく降水確率は「その地域の何%の広さで雨が降る確率」と誤認されていることがありますが、正しくは「その地域で100回同じ状況だとしたら、何回は雨が降る(つまり確率)」という意味合いです。

おまけ

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昔には降水確率0%と10%の間に5%未満という指標がありましたが今はありません。ですので現在の0%は0%〜5%未満を表すことになります。

そのため0%と予報されても、わずかながら雨が降る可能性があります。もちろん確率が低いので雨は降らないと思っても良いのだと思いますが、頭の片隅に0%は完全な0%じゃないと覚えておいてもいいかと思います。