「きんぴらごぼう」と「こんぺいとう」は金太郎に関係がある?

  • 2016/08/09 16:31:35
目次
  • 1:金太郎の息子の話
  • 2:人形浄瑠璃で人気に
  • 3:ごぼうは強い
  • 4:こんぺいとうも金平から?
  • 5:まとめ

きんぴらごぼうもこんぺいとうもあの金太郎に関係があるらしいのですが、どういうことなのでしょうか?

きんぴらごぼうとこんぺいとうの語源をまとめてみました。

金太郎の息子の話

Yoshitoshi - 100 Aspects of the Moon - 87

童話「金太郎」でお馴染みの坂田金時(さかたきんとき)。童話以外では源頼光(みなもとのよりみつ)の家来四天王の一人として有名です。

坂田金時が活躍する離しとしては酒呑童子退治や土蜘蛛退治が人気です。

実は坂田公時には息子がいて、その息子も源頼光の甥である源頼義の家来四天王でした。

名前は坂田金平(さかたきんひら)です。

人形浄瑠璃で人気に

浄瑠璃

By en:User:Boonrock, own work [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons

坂田金平が有名になったのは、江戸時代に行われた人形浄瑠璃によってでした。

この人形浄瑠璃は源頼義と坂田公時ら家来四天王が反逆者の襲撃から京の都を守り、平和に導くというお話でしたが、特に坂田金平の人気が高かったので、「金平浄瑠璃」と呼ばれるようになりました。

劇中の坂田金平は剛勇無双の武士だったので、強くたくましいことを「きんひら」と呼ぶようになったそうです。

また一説では江戸時代には元気な女の子のことを「きんひら娘」などとも言っていたとのことです。

つまり「きんひら」はつよさ・たくましさ・元気さを表す言葉になったようなのです。

ごぼうは強い

ごぼう

一方ごぼうは土の中で長く根を伸ばし、固くて歯ごたえのある様から、江戸時代には「精力の付く食べ物」として認識されていたそうです。

強いごぼうという意味で「きんひらごぼう」が「きんぴらごぼう」に成ったと言われています。

別な説では、きんぴらごぼうは甘みの強い味付けをすることから、強い味付けのごぼうということで「きんぴらごぼう」になったとも言われています。

こんぺいとうも金平から?

こんぺいとう

金平糖の名前の由来で有名なのは、ポルトガル語のコンフェイト(球状の菓子という意味)から来ているとされていますが、「こんぺいとう」も漢字で書くと金平糖ですよね。

読みは違いますが、この「こんぺい」も坂田金平の名前からつけられたという説があります。

これも先ほどのきんぴらごぼうと同じく、「甘みの強い」糖であるから金平の漢字が当てられるようになり、「金平糖」と言われるようになったのではないかとされています。

まとめ

坂田公時も金時豆の名前の由来になっていたり、その息子もきんぴらごぼうの名前の由来になっていたり、親子揃って食べ物に縁があるようです。

親子とも剛勇無双でしたが、後生まで名前を残すとは大したものです。

ただ残念ながら坂田公時も坂田金平も実在の人物かどうかは疑わしい点も多くあるそうで、もしかしたら話上の人物である可能性もあるとのことです。

それでもきんぴらごぼうは美味しいですよね。